ながら運転厳罰化

ながら運転厳罰化が12月から施行されました!

厳罰化の理由 近年、ながらスマホ運転による交通事故が増加しています。

平成30年に携帯電話使用が原因の交通事故は2,790件発生しました。

この数は平成25年の約1.4倍の件数 平成30年に携帯電話使用が原因で発生した交通死亡事故は42件となりました。

この事態をうけ、スマートフォンやカーナビの操作をしながらの厳罰化が施行されました。

処分対象内容

  •  スマートフォンや携帯電話をもって通話する (ハンズフリースピーカーでの通話は対象外)
  •  スマートフォン
  •  携帯電話の画面を注視する
  •  カーナビを注視する

ここでの、「注視」とは「見続けること」を意味しますが、 具体的な秒数は定義されていません。

しかし、国家公安委員の告示では「注視」を「おおむね2秒を超えて画面を見続けることをいう」と定義していることから、世間では「2秒以上画面を注視してはいけない」という認識が広がっています。

ちなみに、時速60キロ走行では2秒間で約30メートル以上進みます。

また、赤信号で停止している際の携帯電話の使用は禁止と明記されていませんが、信号が変わったり、気を取られてブレーキを離したりしてしまう危険性があるので、極力使用しないようにしましょう。

厳罰化の内容

  •  携帯電話の通話
  •  注視(保持) 点数→3点 反則金→18,000円(普通車の場合) 罰則→6か月以下の懲役または10万円以下の罰金 携帯電話の通話
  •  注視によって交通の危険を生じさせる行為
  • 点数→6点
  • 反則金→適用無し、罰則が適用される
  • 罰則→1年以下の懲役または30万円以下の罰金

また、ながら運転によって事故を起こすと一発で免停となります。 運転中、カーナビを見る際は、道の端や駐車場で停車し、安全運転を心がけましょう!