さあ、出かけよう!と思ってエンジンをかけようとしたら・・・えっ?かからない?? 焦りますよね。今回はエンジンがかからないという事例と原因をいくつかご紹介します。
寒い朝、セルを回してもエンジンがかからない!
- 弱ったバッテリーが、寒さで動作しないのが原因かも。
- 気温が低いと性能を十分に発揮できない上に、オイルの粘度も固くなり、より大きな力が必要になる。
- 外気温が高くなれば始動しやすくなるが、急ぐ時はブースターケーブルで始動させる。
- 決してムキになってセルを回し続けないこと!
スタートボタンを押してもエンジンがかからない!
- スマートキーの電池切れが原因かも。
- 電池を交換すればいいが、どの車も緊急の救済措置が用意してあるはず。
- 多いのは、スタートボタンに直接スマートキーをかざす事でエンジンが始動する仕組み。
- いざという時のために、車の取扱説明書で確認しておこう。
あれ?キーが回らない!
- 盗難防止のハンドルロックがかかっているのかも。
- キーを挿したままハンドルを左右どちらかに少しずつ回すと解除される。
- ギヤがPに入っていない時や、フットブレーキを踏んでない時にはキーが回せなくなっている車も多い。
- ・いつもの動作だけど、落ち着いてもう一度確認してみよう。
ずーっと放置していた車のエンジンが始動しない!
- 燃料ポンプのサビが原因かも。
- ポンプがエンジンにガソリンを送ることができないと、エンジンはかからない。
- ポンプ本体やストレーナー(燃料フィルター)の交換が必要。
- 燃料タンク内にサビが入ってしまっていたら、タンク内部の掃除も必要。
エンジンルームは異常がないのにかからない!
- マフラーの排気口がふさがっているのが原因かも。
- 駐車時バックし過ぎて、植物や雪や土手なんかがマフラーにくっついていないか?
- 排気ができないとエンジンを始動することはできない。
- シフトレバーをニュートラルにしてサイドブレーキを解除、少し車を前に押し出して隙間をあければ始動できる。
エンジンがかからない!には様々な原因があります。 思いがけない事態が起こった時こそ落ち着いて、落ち着いて。 冷静になったら意外に解決できることってあるんです。 それでもわからない場合は、迷わずプロの整備士にご相談ください!