最近、よく見かけるようになってきたメンテナンスフリーバッテリー。
今回はメンテナンスフリーバッテリーと普通のバッテリーの違いについてご説明します。
普通のバッテリーはこんな感じ。
- 昔から、一番よくあるタイプのバッテリー。
- 電槽(プラスチック容器)が6ヶ所に分かれ、それぞれに液体(希硫酸)が入っている。
- 化学変化により希硫酸に含まれる水分が蒸発すると、電解液が減り、バッテリーの機能が低下して、エンジンが掛からなくなる。
- そこで、液量がバッテリーの上部に記載してあるUPPER(上)とLOWER(下)のレベルの間にあるかどうか、後ろから光を当てて、液面を揺らしながら、全ての電槽を点検する。
- 液が不足している場合は、上部の6ケ所のフタ(+マークのところ)を開け、液を補充する。
メンテナンスフリーバッテリーだとこうなる。
- 普通のバッテリーとメンテナンスフリーバッテリーの間には、構造的な設計の違いがある。
- メンテナンスフリーバッテリーは、上部にフタが無いため電槽の密封性が高く、水分が蒸発しにくい。 ・極板を鉛イオンから合金にすることで、水の電解分解も起こりにくくしている。
- フタが無いためにバッテリー液の補充や比重のチェックができないので、その多くは点検用のインジケーターを備えており、そこで充電不足や液不足を確認する。
本当にメンテナンスフリーなの?
- 確かに普通のバッテリーに比べればメンテナンスは楽だが、全く不要というものではない。
- 定期的に点検して、常に適切な状態であることの確認が必要。
- メンテナンスの頻度が少なくて済むように設計されたバッテリー、と認識して欲しい。
どんなクルマにもメンテナンスバッテリーは有効?
- 普通のバッテリーに比べて、やや価格は高いものの、ほぼメンテナンスの手がかからない分、メンテナンスバッテリーはやはり便利。
- 自分でメンテナンスできない!という人には特にオススメ。
バッテリー型番の見方を知っておこう!
- バッテリーには、数字とアルファベットで表される型番が記載してある。
- 一番左の2桁の数字(アイドリングストップ用ではアルファベット)・・・性能ランク。数値が大きいほど性能が高い。
- 次のアルファベット1文字・・・バッテリーの側面サイズ。小さいものからA・B・C・・の順。
- 次の2桁の数字・・・バッテリーの長い面の長さ。
- 最後のアルファベット1文字・・・端子の位置が右(R)か左(L)か。
- 自分の車についているバッテリーと同じ型番のものを選べば問題ない。
- 近所で買い物程度のちょっと乗りや、時々しか乗らない車はバッテリーへの負担が大きいので、標準よりも高性能のバッテリー(性能ランクの数字が大きいバッテリー)を選ぶとよい。
充電制御タイプのバッテリーも知っておこう!
- 新しいタイプのバッテリーで、もう一つ知っておきたいのが「充電制御タイプバッテリー」。
- 充電制御車対応のバッテリーで、充電と放電を繰り返す、過酷な充電環境に 対応できるようにできている。
- 普通の車に使うこともできるが、普通のバッテリーよりやや高めの充電制御バッテリーをわざわざ使う必要もない。 自分の車タイプや普段の使用状況をもとに、車に合ったバッテリーを選ぶことが大切です。
迷ったら、お近くのコバックにご相談下さい。 プロの整備士が、ピッタリのバッテリーをアドバイス致します!

