ドライブレコーダーの選び方

 今人気のカー用品といえば「ドライブレコーダー」。でも、いざ売り場に行くと「たくさんあり過ぎて、どれを選べばいいかわからない」ということも。そこで今回は、ドライブレコーダーの選び方についてのお話です。

なぜ人気?ドライブレコーダーが必要なワケ

  • これまでもドライブレコーダーは販売されていたが、昨今のあおり運転報道を 受けて売れ行きが伸びている。
  • その目的は、「状況を客観的な証拠として形に残すため」。
  • あおり運転だけでなく、交差点での事故やあて逃げなどの際も、 ドライブレコーダーの映像が「動かぬ証拠」となることが多々ある。
  • 「自分と家族を守るために」とドライブレコーダーを搭載する車が増えている。

選び方 その一「画質」

  • 何よりも大切なのは画質、せっかくの画像が 「画質が悪くて何が映っているかわからない」では意味がない。
  • 「夜間や逆光でも、相手の車のナンバーが読み取れる画像が撮影できる」 ことを視野に選びたい。
  • LED信号機も画質によっては点灯中の色がわかりにくいことがあるので、 対策済の機種を選ぼう。
  • 画質の目安として、「フルHD」以上、「200万画素」以上を選ぶと間違いがない。

選び方 そのニ「画角」

  • 「事故は真正面で起きる」、とは限らない。
  • そこで、ドライブレコーダーは「水平画角」「垂直画角」「対角画角」をカバーしている。
  • 一番重要なのは水平画角(横の撮影範囲)の広さ。
  • 目安として水平画角が108°以上のものを選ぶと安心。

選び方 その三「カメラ」

  • 一昔前は前方撮影カメラだけのものが主流だった。
  • 今はあおり運転や追突事故に備えて、 前方カメラ+後方カメラ両方を搭載したものが人気。
  • 更にはサイドからの事故に備えて、360°全周囲が撮影できるものもある。
  • 駐車中の防犯が気になるなら、室内録画機能がついたものがいい。
  • カメラの数と費用は比例する。目的と予算に添って選びたい。

事故に遭ってもドライブレコーダー代が返ってくる?

  • 「交通事故時ドライブレコーダー買替補償制度」対象のドライブレコーダーを 選ぶのもいい。
  • これは、対象となるドライブレコーダーを事前登録しておけば、 万一レッカー搬送を伴う事故にあった場合に、再購入費用を含め 一律で総額4万円を補償してくれるというもの。
  • 補償料のユーザー負担は無いので、対象のドライブレコーダーを購入したら、 まずは事前無料登録を!今年は自動車保険各社から、ドライブレコーダーをレンタルできる保険商品が発売されます。

事故の際の物証となるのはもちろん、保険会社がGPSで車の現在地をすぐキャッチできるので、レッカー手配が便利!というメリットも。ドライブレコーダーがまだの方は、保険更新の際にどうぞご検討を!